- 床モルタルとコンクリートの剥離による隙間(浮き部)の補修。
まず、床モルタルとコンクリートの隙間部(浮き部)箇所の確認。
写真①

写真②

※隙間部箇所の確認の為には、いくつか種類があります。
今回は、打診と言いハンマー等で叩いて音を出し、隙間があるか無いかの確認とマーカーによる墨出しをします。
墨出しが終わったら、次は穴をあけます。
写真③
※室内なので、ホコリが飛ばないように掃除機で吸いながらあけました。

穴の中のホコリも掃除します。
写真④

※穴の中にホコリが残っていると、エポキシ系樹脂注入時に、材料が入らなくなってしまうので、しっかり掃除をします。

注入した所に、ステンレスピンを挿入し、ステンレスピンが出て来ないように蓋をし、エポキシ系樹脂剤で補強します。
写真⑥

写真⑦

写真⑧

施工完了。
写真⑨

今回は、折半屋根(折板トタン屋根)のジョイント部(重ねてある部分)と折半屋根(折板トタン屋根)を固定している貫通ボルト部からの雨漏り補修工事です。
施工前

施工箇所養生
※施工箇所以外(廻りを汚さないようにする為)汚さない為。

プライマー塗り
※プライマーとは、防水材の接着を良くし、防水材が剥がれにくくする為の工程。

補強布(メッシュシート)の貼り込み
※補強布とは、防水材が振動や動き(伸縮)による断裂などを起こす事を防止する為に必要な材料(工程)。

特殊変成アクリル樹脂塗り(3~4回)
※防水材の耐久度と性能を確保するためには複数回塗り重ねる必要がある。
一度に必要以上に多く塗ってしまうと、材料が効果不良(固まらない等の不具合)が生じる為。


トップ材(トップコート)塗り
※トップコートとは防水層保護膜で、防水層を赤外線や雨等から保護し、防水層の機能低下などを防ぐ為の工程。
※防水の種類や工法によって、トップコート(防水層保護膜)が必要でないものもある。
貫通ボルト部の補修。
※貫通ボルト部に、貫通ボルト用のボルトキャップカバーを被せる。


施工完了

